「IoP(Internet of Place)を実現する音声認識技術を活用したインタラクティブ地域情報レコメンデーションシステムの研究開発」を実施しました

昨年、総務省の戦略的情報通信研究開発推進事業(SCOPE)として採択された「IoP(Internet of Place)を実現する音声認識技術を活用したインタラクティブ地域情報レコメンデーションシステムの研究開発」について、計画通りに開発を進め、3月末を以って研究開発の成果報告を提出しました。

 

本研究では、既存のウェブ検索システムでは容易に得られない校区等の住民生活圏域メッシュ単位を意識した地域情報の収集蓄積および音声インターフェースによる問い合わせに応えて、家庭用テレビ端末に情報掲出を行うシステムを考案し、設計、実装および評価を行いました。
その結果、今回の研究開発で想定した細かいメッシュ(小学校区)に対応する地域情報データの収集整理、活用のためのインターフェースの共通化を図ることができ、地域情報へのアクセスフレームワークを試作することができました。
本格的な実用化に向けては、課題も残っていますが、引き続き検証を進めて参ります。

 

本研究は、平成 29 年度総務省戦略的情報通信研究開発推進事業(SCOPE)の支援を受けました。また、本システムの開発にあたっては、佐賀大学 堀教授に研究分担者としてご支援・ご協力いただきました。

 

ご支援いただきまして、誠にありがとうございました。

 

本課題による研究開発に関する成果の一部は、情報処理学会「火の国シンポジウム2018」において発表を行っています。

本研究に関するお問い合わせにつきましては、弊社お問い合わせフォームよりお問い合わせ願います。