LocationBaseMagazine龍馬伝アプリ〜長崎ツアーに参加しました

11月20日、位置情報連動型のマガジンアプリ「LocationBaseMagazine龍馬伝」を、実際に現地(長崎)で使ってみよう、という趣旨のツアーに参加してきました。このアプリは、博報堂DYメディアパートナーズが開発したもので、ブログメディアTechwaveとのタイアップでツアーが企画されました。

アプリは、iPhone、iPad用に加え、新しくAndroid版も作られていて、無償でダウンロードできます。まず、アプリを開くと、なんといってもクリエイティブが美しく、目をひきます。また、コンテンツも、動画付き観光ガイドや、大河ドラマ「龍馬伝」の名場面集のほか、飲食や土産に関する情報も準備されています。さらに、観光地によくある、顔だけをだして記念撮影ができるボードのアプリ版「ジャケットカメラ」などが準備されていて楽しめます。

当日は、半日がかりで、長崎市内の龍馬ゆかりの地を歩きまわりました。全員が、手にiPhoneやiPadを持っているという、少し不思議な絵だったかもしれませんが、案外、数年後には、観光地でよく見る光景になっているのかもしれません。

今年から来年にかけて、ジオローケーション連動のウェブサービスが、今以上に充実してくるのだ、という話をよく聞きます。位置情報に合わせてタウン情報をプッシュしてくれるサービスや、Foursquare、ロケタッチのようなチェックインサービス、写真と組み合わせたinstagramなど、様々なサービスが登場し、Twitterなどのソーシャルメディアを介し広がり、瞬く間にユーザー数を伸ばしています。

私も、この潮流には大いに注目しているのですが、さらにコモディティ化していくためには、いくつかのポイントがあるように思います。それは、ひと言で言えば、位置情報にひもづく情報を誰がどのシチュエーションで使うのかという想定が、きっちり出来ているか、ということだと思います。

今回のツアー、現場でそれを見極めるという意味で、大変意義深いものだったと思います。