6月21日(木)、福岡国際ホールで開かれた九州経済連合会情報通信委員会で、「進化するソーシャルメディアに潜むリスク」というタイトルで講演させていただきました。

九経連での講演は、今年の2月、ソーシャルメディアのビジネス活用についてお話をさせていただいて以来2度目になります。最近は、地域情報化、自治体、企業などの様々なシーンでのポジティブな利活用のお話をさせていただく機会が多いのですが、今回はネガティブな部分、事例の紹介がテーマでしたので、いつもとは全く違った切り口でのアプローチとなりました。

内容は、「ソーシャルメディアとは」「ソーシャルメディアに潜むリスク」「その対策」という流れで、リスクのパターンを、利用者に起因するリスク、サービス提供者の意図がリスクになる場合、悪意ある第三者の介在と3つに分類し、具体的な事例を踏まえながらご説明しました。

ただ、講演の冒頭でもお話をしたのですが、「だからソーシャルメディアは危ない」という結論ではなく、「心構えを持った上で使うことの大切さ」ということに重きをおいたつもりです。

やはり、企業においてのTwitterやFacebook利活用の現状を見ていると、周りが使っているからなんとなく、というように明確な目的とビジョンが描けていないケースが多いように感じます。目的の明確化ができると、運用方針、その中での個々人(社員)の立ち振る舞い方、何か起こった時のリスクヘッジのあり方が自ずと見えてきます。また同時に、他のメディア、チャネルとの使い分けや効果的な組み合わせの施策も見えてきます。

今回、このテーマでの講演の機会をいただき、ソーシャルメディアのネガティブな側面をまとめたことで、利活用に向けた様々な準備の必要性を感じました。
「まずは使ってみる」という考え方も大事だとは思いますが、少なくとも企業や団体が「自前メディア」として活用する場合には、行き過ぎないくらいの用心深さも必要なのではないかと思います。

 

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