食業塾で講座を担当しました

10月12日、福岡市で開かれた食のビジネスプロデューサー育成講座「食業塾」で、プロモーションについての講座を担当しました。講座では、情報環境やメディア環境の変化についてのお話をした後、事例を紹介しながら、ソーシャルメディアを使ったプロモーションや、クロスメディアマーケティングについて説明をしました。

ここ数年、食や農業の6次産業化というコンセプトがよく話題にのぼりますが、この食業塾も、食材、食品の開発だけでなく、マーケティング、ブランディングなどの要素で、付加価値をつけていこうという趣旨で講座が進みます。私が担当したのは、11回目の講座だったので、すでにグループごとに別れ、何を作り、どうブランディングしていくかなど、かなり具体的なプランが練り上がっていました。中には試作品ができているグループもあるほどで、地域にある食のリソースを、うまく商品化していきたいという受講者の熱意を感じました。

前半の座学に続き、後半はプロモーションプランを考えてもらうグループワークを開催。私自身が、アイディア出しとその整理、そして企画を練り上げる際に使う道具である、スケッチブックやマインドマップを見ていただきながら、グループごとに、様々な広報プランを作っていただきました。

最近、地域の新しい産品を開発したい、Eコマースで産品の流通を活発にしたいというお話をよく聞きます。ただ、一方で、その商品の強みやよさをどのように伝え、評判を生み出していくかという発想が十分でないケースも多々あるように見受けられます。

弊社では、今後も、ウェブをはじめ、様々なメディアを組み合わせ活用することで、地域資源の情報を効率的、かつ効果的に発信していくことを支援していきたいと考えております。

 

食業塾のウェブサイト  http://ecsoken.com/aci/