SAGAスマート街なかプロジェクトに取り組んでいます

弊社では、2021年度よりSAGAスマート街なかプロジェクトに取り組んでいます。同プロジェクトは、地元のITベンチャー企業3社とNPO法人1社で構成する共同企業体で佐賀市から委託を受け推進しています。

昨今、スマートシティ、スーパーシティ構想が全国的に広がりを見せ、各地で実証事業が展開されています。佐賀市では、このミニマムモデルとして、中心市街地の活性化を目的に、ICTやAI/IoTを活用した“スマートな街なか”を創出していくことを目指しています。我々も、手の届く範囲から小さく始めて、試行錯誤しながら、次のフィールドへ拡張していくことをイメージしプロジェクトを進めることにしています。

昨年度から計画を練り、様々なステークホルダーと協議を重ねながらプロジェクトを進めてきましたが、2022年3月には、Make Our Cityプロジェクトに取り組むCode for Japanと佐賀市によるパートナーシップ協定締結、4月には多機能型情報メディア(デジタルサイネージ)を街なかで3機稼働させるなど、一歩ずつ取り組みを進めています。

多機能型情報メディアでは、デジタルサイネージとしての機能だけではなく、環境センサーと人流解析の仕組みを実装し、取得したデータをクラウドサーバ及びデータ連携基盤(FIWARE)にアップしています。今後は、これらのデータの見える化の仕組みや、データを組み合わせたアプリケーション、メディア開発なども試行していきたいと考えています。

また、新しい技術を使うだけではなく、市民協働でこれらの技術やデータ利活用に親しむためのワークショップも開催しています。2022年度中に10回の開催を計画しており、既に4月のアイデアソン、5月のマッピングイベントと実施しました。

弊社は、創業当時から“ICTで地域を元気に楽しく”をモットーに活動してまいりました。13年目に入って、その新たなスタートが切れたように感じています。様々なステークホルダの皆さんと一緒に、楽しみながら、悩みながら、引き続きこの事業に取り組んでいく所存です。

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