大分県姫島村にて社員研修を行いました。

ローカルメディアラボでは、2月15、16日、大分県姫島村にて社員研修を行いました。弊社では、地域情報化をテーマに活動していることもあり、これまでも中山間地域や離島での研修を実施しています。今回もその一環となります。

また今回は、大分県の「県内外IT企業・人材交流促進事業」の助成制度を使わせていただきました。

大分県と姫島村は、「ITアイランド構想」を掲げ、IT企業誘致や、IT人材育成の事業を展開しています。既に、姫島には、IT企業が2社事務所を構えており、3社目として、公益財団法人ハイパーネットワーク社会研究所がサテライトオフィスを開設しています。今回は、姫島村に移住された、ハイパーネットワーク社会研究所の青木栄二所長に、研修をコーディネートしていただきました。

姫島ITアイランドのウェブサイト
https://www.himeshima-it.jp/

1日目

姫島のIT企業との交流として、株式会社Ruby開発 システムエンジニア ファン・クアン・ラムさんに、姫島の開発拠点についてお話を聞きました。

ruby_talk

Ruby開発は、Ruby on Railsを活用したシステム開発、研究開発などを行っており、2018年1月に姫島にサテライトオフィスを立ち上げました。

クライアントや営業との直接のコンタクトが取れない中での開発について、ファンさんは、営業と開発拠点が別の場所にあることでの不都合はあまりないとのことでした。リモート会議や、定期的な進捗確認を行うこと、また設計段階から姫島の開発拠点で行うため、問題なく仕事ができているとのことでした。また、島の豊かな自然に囲まれリラックスして働かれている様子でした。

Ruby開発さんとの交流後、姫島ITアイランドセンターのコワーキングスペースにて、社内研修会を行いました。

宿泊は、島の中心部にある老舗だるま旅館。姫島村の特産品であるクルマエビづくしの夕食をいただきました。

2日目

姫島のコワーキングスペースにて、公益財団法人ハイパーネットワーク社会研究所、青木栄二所長、今回ゲスト参加していただいたNPO法人I-DOの濱田千夏さんより、それぞれの取り組みについて話を伺いました。

青木所長からは、ハイパー研の立ち上げからこれまでの流れ、現在取り組まれている活動についてご説明いただきました。

NPO法人I-DO 濱田さんからは、企業とNPOの役割と、モビリティのミッションについてお話を伺いました。

弊社では、今後も、地域×ICTの取り組みにより一層力を入れていきます。
「IT ISLAND」として、先進的なIT技術開発、利活用、さらには人材育成に力を入れていかれる姫島村と、今後も交流の機会を作っていきたいと思います。