九州大学の「前近代アジア関係資料デジタルアーカイブシステム構築」をサポートさせていただきます
株式会社ローカルメディアラボは、国立大学法人九州大学が取り組む「前近代アジア関係資料デジタルアーカイブシステム構築」の事業をお手伝いさせていただくことになりました。
この事業では、九州大学附属図書館が展開されるデジタルアーカイブをベースに、人文学資料を構造的にデジタル化する仕組みであるTEI(Text Encoding Initiative)に対応させます。この取組により、デジタルアーカイブ資料の利活用の幅を、研究者だけでなく市民にも大きく広げることができることを期待しています。
弊社では、2019年に佐賀県立図書館のデジタルアーカイブシステムを構築。国際的な歴史資料のビューワー規格であるIIIF(トリプルアイエフ)に対応したほか、PDMやCCライセンスの設定等、オープンデータ化を意識したシステムとしました。さらに、今回の取組で、TEIについての研究開発をお手伝いさせていただくことで、デジタルアーカイブのさらなる価値向上にも寄与できると考えています。
先達が築いた膨大な資料、財産をデジタル化し未来に残すプロジェクト、更には、その利活用を促進することで、シビックプライド醸成にも寄与すること等を思い描きながら、引き続きデジタルアーカイブ事業に力を入れていく所存です。
ご不明点ございましたら、フォームよりお気軽にお問い合わせください。
※アイキャッチ画像は、蒙古襲来絵詞(PDM)より引用
https://guides.lib.kyushu-u.ac.jp/c.php?g=774839&p=5560026